通常村の配役は16人(初日1、村人6、占い師1、霊能者1、共有者2、狩人1、狂人1、狼3)です。
人狼の王道ともいえるこの配役はどこで人狼をしていても見かけることができ、逆にこの人数を基準として他の人数や配役の村が少人数村、多人数村と呼ばれます(もっとも、G国では村が有利すぎると共有者を廃止してしまったようですが)。人数は増えたものの役欠けはなく、簡易村で人狼を体験した人の次のステップに相応しい難易度でしょう。


AIの特徴としては以下のようになっているように思われます。
1.狼3匹の思考は(占い騙り、潜伏、潜伏)(霊能騙り、潜伏、潜伏)(占い騙り、霊能騙り、潜伏)(占い騙り、占い騙り、潜伏)(潜伏、潜伏、潜伏)の5通り。狂人の思考は占い騙り、霊能騙り、潜伏の3通り。つまり合計15通りのパターンが考えられます。生じる形は4-1、3-2、3-1、2-3、2-2、2-1、1-3、1-2、1-1の6通りです(ただし筆者は1-1展開を未だ確認できていません)。
確率的には狼1騙りの可能性が高いようで、2-2の形が最も多くみられ、ついで3-1の形になることが多くみられます。また狼が必ず1匹は潜伏するのは簡易村と同様で、初日から4-2になってローラーで詰み、ということは起きないようになっています。

2.護衛指示のあるところは基本的に噛んできません(護衛指示がVOC最大の武器である所以です)。ただし、ある程度狩人候補が削れた場合は護衛指示先でも噛みを通してこようとします。通常村は簡易村よりも日数が長く削れる狩人候補数が後半多くなるため、後半に狼の噛みを制御することは難しいと考えておいて下さい。詰みにもっていけるかどうかは残り9人~11人までの行動にかかっていると言ってよいでしょう。
また真狩人であっても●を撃たれている場合は噛んでこないまま信用勝負を仕掛けるケースがあります。3日目までの狩人露呈であれば●であっても容赦なく狩人→真占いと噛んでくるので注意が必要です。

3.簡易村と違い騙りでも1つまでなら平然と●を撃ってきます。AIの気分にもよりますが、グレーへの2つ目の●は最終手段としてあとにとっておく印象があります。他にも確率は低いですが身内切りもしてくるようなので油断はできません(初日に身内切り→切られた狼が特攻という懐かしい作戦をとってきたこともあります)。
続いて霊能騙りの話になりますが、狼霊能が仲間に●を出すことはまずありえないようです。一方で狂人霊能は両者の●に対しどっちもラインを割ったり、逆にどっちにも繋げたりと、破綻するケースも多々あるため、ある程度は霊能結果も見た方が占い師の真贋判断に大きく役立つでしょう。


基本的な考え方は、11人生存時までに確定白を5つ作り9人の日で詰むように持っていくこと
霊能1の展開ならば11人生存時に確定白6人でそのまま詰み、ということもありえます。
またVillage of Cyberで相も変わらず最も恐ろしいのは狂人潜伏なので、ローラーする場合も可能な限り役職から吊っていくことが大事です。2-2の真狼-真狼ケアや3-1の真狼狼-真ケアが役に立つ確率は低いですが、役に立つ時が必ず来ます。実戦に活かすためにも、どうかレアケースと捨てずに潜伏狂ケアをしっかり意識した両視点詰みを目指して下さい。


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楽勝と感じたリプレイを見返すと、生存確定白からボーっとこちらを見つめる黄色アイコン。潜伏狂ケアができていても怖いものは怖いです。


1日目

占い、霊能、共有者にCO指示を出し、フルオープンにします。
理由は無駄占いを避けるためです(対抗や霊能に●判定であっても無駄占いです)。
共有トラップは幻想です、勝率を追究するという意味でこの攻略では存在を無視します。

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ただし会話集めもこのアプリの楽しさの一つなので、慣れてきたら占い師を潜伏させたり(前日にCOしている場合と潜伏のまま次へ進んだ場合では台詞が違います)共有者を潜伏させたり(トラップ以外にも専用台詞はたくさんあります)してみるとより面白いでしょう。霊能潜伏は●に対するCCOが見れるくらいでほとんど意味がありませんけどね。


ここで様々な形に分岐しますが、このブログでは特によく発生する2-2、3-1、2-1の3パターンについてそれぞれ動き方を解説します。

2-2の動き方(2月25日更新)
3-1の動き方(2月25日更新)
2-1の動き方(2月27日更新)
総括(2月27日更新)

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